肛門ポリープ発症から手術前まで
違和感とバックれ
6年前の違和感
6年前のある日、トイレの後に違和感を感じました。
「あれ?なんかおしりが変…?」
それだけの感覚でした。
でも、その違和感はだんだん強くなり、
今度は、違和感から痛みに変わってきました。
その時は、まだほんの少しの痛みで、
恥じらいはありましたけど、
ネットで調べた病院をすぐに受診しました。
その時は、座薬や痛み止めを処方されるくらいで
すぐに治まり、普通の日常に戻りました。
4年前の違和感
受診をしてから2年後、
今度は違和感どころではなく、
強い痛みと出血、さらには何か出ている感覚が始まり、
別の病院を受診することにしました。
前回に引き続き、今回も薬の処方で治ると思い、
すぐに病院を受診をしました。
すると、今度は前回のようにはいかず、
先生からは『大腸検査』を進められてしまいました。
バックレ…
病院では、断ることもできずに
検査予定を決め、帰宅しました。
しかし、痛みに弱い私は怖くなり
病院にキャンセルの連絡をしてしまいました。
痛みとの闘い
トイレ恐怖症
大腸検査をバックレた私は、
当たり前の様に症状が悪化し、
トイレに行き排便をするたびに、おしりから何かが
飛び出すようになりました。
便も細くなり、飛び出したまま放置すると、
それこそ、普通に座ることも
できなくなってきました。
なので、私は毎回排便するたびに
トイレットペッパーで飛び出した
『イボ』のようなものを戻すという作業を
するようになりました。
最初の内は、痛むこともなく
押し込むという作業をしておりましたが、
段々と、簡単には戻らなくなり
トイレットペーパーに血液が付着するようになり、
トイレに行くのが怖くなってしまいました。
痛みと恐怖の葛藤
そんな生活をかれこれ4年間ほど続けたある日、
かつてない程の痛みと出血に襲われました。
ずっとロキソニンに頼りきっていた私でしたが、
ロキソニンだけでは完治するわけでもなく
それでも病院に行きたくないと
ずっと、痛みと恐怖でせめぎあっていました。
不安や悩み
『このまま放置したらどうなるのかな?』
『だけど、大腸検査って痛いよね?怖いな』
そんな私の悩みとは反対に
どんどん大きくなっていく違和感と痛み。
そんな私をずっとそばで見ていた旦那からは
『すぐにでも受診をするべきだ!』と
何度も何度も言われておりました。
それなのにこれだけの症状が出ていたのに
甘く考えていた私は、
痛み止めも聞かなくなり、
そこでやっと受診を決断しました。
私が手術を決めるまで
医師の説明と診断
いよいよ、覚悟を決めて病院に行きました。
そうすると、4年前とは違い
大腸検査ではなく、患部を見せたうえで
『肛門ポリープ』という診断を受けました。
説明としては、
『このままだと
排便機能が失われ、どんどん悪化する。
将来子どもを望んでいるのなら、
怖いからとかではなく、
人生設計をきちんとしなさい』
そのように怒られてしまいました。
結果、手術をしないと治らないことを知り、
私は手術を決めました。
私がどう感じたか?
確かに、私は痛みに弱いうえに
どうしようもない怖がりです。
それでも、先生に怒られた瞬間
目が覚めました。
痛い。怖い。それでも自分のために
早めに病院に来るべきだったと反省しました。
先生の言う通り、子どもが欲しいとかいう前に
やらなきゃいけないことだったし、
この状態で妊娠したら、
自分にも旦那にも、そして将来の子どもにも
迷惑をかけてしまうところだったなと思いました。
ホッとした気持ち
先生に怒られて、手術を決めるまで、
痛い。怖い。の気持ちばかりでしたが、
手術が決まった途端、
『ホッとした』そんな気持ちになりました。
それは、今まで付き合ってきたこの痛みと
生活の不便さに『さよなら』ができるからです。
終わりがないと思っていた私ですが
終わりがあると思うとすごく安心感が出てきました。
学んだこと
これらの経験から、
『何事も自己判断せず、きちんと周りの意見を聞こう!』
そう、心の奥底から思えました。
自分の甘えと弱さで、結果状態も悪化して
旦那には一番迷惑をかけてしまいました。
この記事を読んでくれている方の中にも、
私のように肛門ポリープの手術を迷っている方や
痔で病院に行くのをためらっている方、
それ以外にも体調不良がある方が
もし、いるのであれば
是非とも勇気を出してみてください。
あなたの少しの勇気が、自分自身の
将来につながります。
次回予告
次回は、手術前の準備や
それまでの不安な気持ちなどを
公開していこうと思いますので、
是非、覗いてみてください♪
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